何でもリトアニア from スウェーデン


by traku7
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

カテゴリ:ラトビア語( 3 )

今期取っているラトビア語講座もあと1回を残すのみとなりました。
まだまだ入門の入門レベルなので、成果としてはラトビア語がどんな感じかつかめただけですが、それでも現存する二つのバルト系言語の比較が出来て、自分なりの収穫がありました。

基本語を比較してみると(特殊文字は普通のアルファベットで表記してます):

ラトビア語の人称 - リトアニア語の人称
私-es -  as
君-tu - tu
彼-vins -  jis
彼女-vina - ji
私たち-mes - mes
あなた-jus - jus
彼ら-vini - jie
彼女ら-vinas - jos

と約半数は似た形をとってます。


基本動詞の原型を比較してみると

    ラトビア語         リトアニア語

言う-sacit(サツィ-t)     sakyti(サキ-ティ) 
読む-lasit(ラシ-t)      skaityti(スカイティ-ティ)
聞く-dzirdet(ジルディェt)  girdeti(ギルデ-ティ)
する-darit(ダリ-t)      daryti(ダリ-ティ)

こう見ると、似てるのもあり、全然違うのもあり。同じブランチの言語ですが、近すぎず遠すぎずといった所でしょうか。 

また、名詞の格変化の基本的アイディアは同じで、ラトビア語の文の中のAccusative(対格)やLokative(所挌)などの役割を理解するのに、リトアニア語の文法の知識がそのまま応用できました。スウェ-デン語にはこのような名詞の格変化はないので、同じヨ-ロッパ言語を話すとは言えクラスのスウェ-デン人生徒の皆さんはこの文法概念を理解するのが最初の難関のようです。

授業の合間のお茶タイムでは誰かが自家製ケ-キを毎回焼いてきてくれたりして、このラトビア語講座の第2の目玉となっています。私は空輸した(実家から送ってもらった)好物の醤油煎餅を持ち込んだら好評でした。来週は最終回なので更に盛大にお茶会をする予定です☆
[PR]
by traku7 | 2005-04-19 21:49 | ラトビア語

第2回ラトビア語講座

c0025346_7175079.jpg

今日が2回目のラトビア語の授業でした。オ-ダ-してあった教科書も手にすることができて、ちょっとわくわく。この本はスウェ-デン語で書かれたラトビア語の教科書なので日本じゃ使えないのが残念だけど。

この教科書に沿っていくと最初から猛烈に飛ばしてると思われます。普通の語学の教科書はせいぜい"Hello! My name is ~" くらいのことから始めると思うのだけど、この教科書の第1課の最初の一文は"This is a table"(いきなりフルセンテンス)で1課の終わりにはすでに名詞が格変化をおこしています(汗)。単語も毎回新語が20語位出て来て教科書を読みながら、スウェ-デン語に口頭で翻訳。今回が2回目なのに文法も名詞と形容詞の性別と数詞の一致が出て来て、ぶっつけ本番で順番に皆(生徒5人に先生一人)で解いてみたり。でも、みんな何とかなっている所がすごい...

そして、なんと言っても、このラトビア語コ-スの隠れた目的はティ-タイムだったりして。今日は先生がラトビア風チ-ズケ-キを作って持ってきてくれました。授業2時間のうち今日は、このお茶の時間が45分でした。一人がラトビアの旅行ガイドを持ってきて、ラトビアの地図を広げた時から、お茶の時間はラトビア事情へと変貌しました。

先生はラトビア系移民の2世で、生まれ育ったのはスウェ-デン。ラトビアではロシア人が人口の3~40%を占めていて、彼らがラトビア国籍を取りたい場合はラトビア語の試験を受けて合格しなければならないのはやや知られていると思うけれど、両親がラトビア人の彼女も試験をうけてやっとスウェ-デンとラトビアの二重国籍になれたそう。親がラトビア人なら自動的に取れそうなものだけど、そうじゃないらしい。それに40年代にラトビアを出た彼女の親戚は馬車でラトビアからポ-ランドのグダンスクまで行って、そこから船でドイツまででて、さらにスウェ-デンにたどり着くまで5年もかかり大変な思いをしたとのこと。更には、こうしてラトビアから逃げてこなければシベリア送りになった25万人のラトビア人の一人になって、死んでいたかもしれないと。

私の現在20代後半のリトアニア人の知り合いでもシベリアで生まれたという人がいたし、バルトの人々にとってはロシアの占領はまだまだ記憶に新しいんだなと感じました。お茶の時間はシリアスになってしまいましたが、こういう生の話も非常に興味深いものでした。
[PR]
by traku7 | 2005-02-28 23:14 | ラトビア語
昨日からラトビア語のコ-スが始まりました。なぜラトビア語を取るかというと、バルト系言語はインド・ヨーロッパ言語の中で一番古い形を残していて、ラトビア語はリトアニア語と並んで現存するもう一つの言語というわけで、たまたま近所にコ-スが出来たしこの機会を利用してちょっとリトアニア語と比較してみようという興味が沸いたからです。

先生曰く、ラトビア語とリトアニア語の関係はスウェ-デン語とデンマーク語の距離と同じくらいだそうです。ラトビア語はドイツ語やデンマ-ク語から借用した単語も多いようで、そこが、リトアニア語と大きく違うようです。なので、両者を比較した場合、リトアニア語のほうが更に古い形を残しているそう。

以前、ラトビアに訪れたとき、英語が通じない場合はリトアニア語で代用したのですが、ラトビア語とリトアニア語で一応会話は成り立った経験があります。一番の思いでは、ヨ-ロッパで一番幅の広い滝のあるクルディ-ガという町で、タクシ-の運転手さんに半日観光案内を頼んだときのこと。お互いの共通言語が無い状態だったのですが、

運転手: 「どこから来たの?」
私: 「日本ですが、今はリトアニアに住んでます」
運転手: 「何語が出来るの?私はラトビア語とロシア語」
私: 「英語とリトアニア語と仏語」
運転手: 「どこへ行きたいのかな?」
私: 「ヴァンタの滝まで」。。。

といった感じに、運転手さんはラトビア語、私はリトアニア語でこの程度の会話は通じました。
肝心のヴァンタの滝は、私はナイアガラの滝のようなものを想像してわくわくしていたのですが、実際は20Cmくらいの段差しかない滝でちょっと期待はずれだった記憶があります。確かに、うわさ通り幅は広かったんですけどね。因みに、この段差のおかげで船が先に進めず、荷物の積み替えをこしなければならなかったため、昔はクルディ-ガの町は栄えていたそうです。

以前、リトアニア人にラトビア語をどれくらい聞いて分かるかと尋ねたら、「30%くらい」と答えてくれました。遠からずとも近からずのようです。
[PR]
by traku7 | 2005-02-22 19:02 | ラトビア語