何でもリトアニア from スウェーデン


by traku7
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カテゴリ:リトアニアつまみ食い( 7 )

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リトアニアを訪れた方で試された方も多いと思いますが、今回手作りキビナイに初挑戦しました。厳密に言うとキビナイはリトアニアのトラカイ地方に住むカライメイ族の料理です。トラカイに行くとキビナイレストランが多くありますが、ヴィリニュスでもスーパーのお惣菜コーナーでよく見かけます。

キビナイとは、パイ生地のような皮の中に肉やきのこなどの詰め物がしてある手のひらサイズのお惣菜パンのようなものです。皮はしっとり中身はジューシーで、中の詰め物はオーソドックスなものは羊肉ですが、トラカイのキビナイレストランだとこの他に豚、牛、鶏、きのこ、カッテージチーズなどが選べます。

では、作ってみましょう。


生地の材料:

小麦粉 1kg
バター 450
卵 4個
サワークリーム 200g
塩 適量


詰め物の材料:

肉(ひき肉) 1kg
たまねぎ 3個
バター 5g
塩 適量
あら引き黒胡椒 適量
冷水 


生地の作り方:

①バターをキューブ状に切って小麦粉に入れて練り込んで、パサパサになるまで混ぜる。
②そこに卵3つ全部と残りの1つの白身(残りの黄身はあとで水と混ぜて焼く前にキビナイの上に塗る)、サワークリームそして塩をいれよく混ぜる。
③生地を冷蔵庫の中に入れて寝かし、その間に詰め物に取り掛かる。


詰め物の作り方:

④肉を細かく切り(私はひき肉使いました)、そこにたみじん切りした玉ねぎ、バター、調味料、そして、冷水を入れてよく混ぜる。


本体の作り方:
⑤冷蔵庫から生地を取り出し、1個50gくらいのボール上に丸め、板の上に伸ばして広げ、そこに詰め物を乗せ、閉じる。(閉じ方は下の動画を参考にしてください。)
⑥形になったキビナイの上に②で余った卵の黄身+水を塗る。
⑦オーブンを200度に熱し、約30分焼く。(ベーキングシートの上で焼くと後片付けが楽♪)


創作後記:
キビナイ初挑戦の割にはかなり本物に近くできました。詰め物はオーソドックスにレシピどおりのと、餃子のネタでも作ってみましたが、この餃子のネタはかなり大当たりでした。皮が普通のパイのようにただパリッとせずしっとり感があるのは、サワークリームを練りこんでいるからと私は見ています。キビナイはリトアニアのカライメイだけでなく中央アジアのほうにもあるようですが、日本人の手にかかると餃子のネタとカライメイのキビナイのマッチングにまで至りました。こうやって料理って発展していくんですね。(おわり)


キビナイの作り方講座。リトアニア語ですが、詰めた後の生地の閉じ方など見て参考になります。


おまけ
前半のキビナイレストランで私たちも本場のキビナイを堪能しました。懐かしいな。動画で見つけたので張っておきます。 

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by traku7 | 2009-09-10 18:21 | リトアニアつまみ食い

Cepelinai - ツェペリナイ

本日はリトアニア料理の代表とも言えるCepelinaiのご紹介です。ツェペリナイはDidžkukuliai(ディジュウククリアイ)とも呼ばれる飛行船型のジャガイモ団子の中に肉などの詰め物がなされ、きのこなどのソースと共に食します。詰め物やソースの具を変えて好みや季節によってアレンジできるのも強みですね。Cepelinaiと言う名はあの有名なドイツの飛行船Zeppelinに由来しているようです。リトアニアの代表料理と言われるほどリトアニア料理の中では有名ですが、その起こりはそう古くなく、20世紀半ばにリトアニア全土に広まったそうです。

そして、つい先日 Solna に Baltiska Delikatesser という主にリトアニアの食品を扱う店が最近出来たと聞き、さっそく行ってみました。店内には冷凍もののリトアニア風餃子、ポテトパンケーキ、ツェペリナイをはじめ、リトアニアのハム、チーズ更にはサワークリームや牛乳まで売ってました!素晴らしい!!!これでリトアニアまで行かなくてもリトアニアの味をスウェーデンで再現できます。

そこで今回は冷凍もののツェペリナイをリトアニア産のサワークリームと伝統レシピに沿った自家製ソースで試してみました。

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多くのリトアニアの友人が言うように、同じヨーロッパでもスウェーデンとリトアニアでは乳製品の味が違います。なので、ジャガイモ料理に付けるサワークリームもリトアニア産の方が美味しく感じます。ソースはベーコンとマッシュルームとたまねぎを小麦粉と共に炒めた後、ミルクの中で煮詰めました。塩コショウでざっと味付けしただけのシンプルなものに、このリトアニア産のサワークリームを落としたら、このツェペリナイと絶妙なマッチングとなりました。

実はこのツェペリナイ、自分で作ると非常に面倒くさいんです。以前リトアニアの友人にホームディナーに招待された時『何かリクエストして』と言われたので、『ツェペリナイ』と答えたら速攻で却下されました。料理の上手な彼女にとってもツェペリナイは手間のかかる手ごわいヤツだそうです。私も実際にトライしたことがあるのですが、味は良かったのに見かけ上は失敗しました。今度そのうちにまた自家製ツェペリナイに挑戦してみようと思います。

c0025346_2124093.jpgこれがそのリトアニア産のサワークリーム。ロシアへの輸出用とのことで表記はロシア語ですが、『リトフスキ・プロダクト(リトアニア製品)』とちゃんと明記してあります。これが美味しかった。

お店では久しぶりにリトアニア語で会話し、ちょっぴりリトアニアな気分をも味わってきました。店主らしき女性はリトアニア人で昨年12月にこのお店をオープンしたと話してました。

Baltiska Delikatesser
住所:Klippgatan 20A, Solna
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by traku7 | 2009-05-03 18:37 | リトアニアつまみ食い
本日スウェーデンでは夏至祭です。皆さんごっそり食物を買い込んで、飲めや食えやの大騒ぎをしております。一方我が家では今年の夏至祭はリトアニア料理で祝おうということで、夏によく合う冷製のレッドビートスープを作ってみました。

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暑い夏には最適のこの冷製スープは茹でたてのホカホカのじゃがいもと一緒に頂きます。ピンク色なので最初はドキッとしますが、赤カブの天然色なので着色料は使ってません。酸味の有るサワーミルクをベースにキュウリと赤カブですっきりした仕上がりになります。是非お試しあれ。

豆知識:
この料理名のŠaltibarščiai (シャルティ・バルシュチャイ)のŠalti は『冷たい、冷製』を意味し、barščiai はあのロシア料理で有名なボルシチ(beetroot and cabbage soup)から来ています。つまり、冷たいボルシチという名のリトアニア料理なのでした。

作り方
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by traku7 | 2007-06-22 04:37 | リトアニアつまみ食い

リトアニアの夕べ

Bulviniai blynai su vėdarais ir varške

リトアニア風じゃがいもパンケーキ☆

今回はソーセジとコッテージチーズ風味を試してみました。

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材料:
じゃがいも 1kg
たまねぎ  1個
コッテージチーズ 1パック
ソーセジ 2本
卵     2個
塩     適量 
胡椒    適量

作り方:
①じゃがいもとたまねぎを全部すりおろし
②ソーセジを適当なブロックに切る
③卵を溶き
④ボールに①から③と残りを全部あけ、混ぜ合わせる。
⑤フライパンで焼いて出来上がり
お皿に取り分けたあとサワークリームと一緒に食べます。

リトアニアのじゃがいもパンケーキはなんといっても、そのもちもちとした食感が醍醐味です。シンプルに摩り下ろしたじゃがいもに塩コショウでも美味しいですが、今回はソーセジ(vėdaras)と コッテージチーズ(varškė)さらに玉ねぎを加えてさらに風味の増したじゃがいもパンケーキ(Bulviniai blynai)に仕上がりました。

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今回は食卓のデコレーションも凝ってみました。
写真のテーブルクロスはリトアニア産の麻の織物です。私がリトアニア滞在中に友人からもらった記念の一品です。
それと、リトアニアの国旗がたってます。

ささやかなリトアニアの夕べでした。
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by traku7 | 2006-10-15 18:26 | リトアニアつまみ食い

リトアニア伝統料理の本

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リトアニアの伝統料理ってどんなもの?という質問にはこの本が最適です。レシピのみならずリトアニアの伝統的な食卓マナ-のお話や、クリスマスやイ-スタ-などの伝統行事の際の料理の話などリトアニアの食習慣にさらっと目を通せるちょっとした読み物としても面白いです。Lithuanian Traditional Foods Baltos Lankos社刊

その昔、家族が食卓について食事をしているときに、お客が訪問してきた場合、お客が「おいしいお食事を」と家族に言い、そして、家族の長が「どうぞ」と返事を返したらそのお客も食卓に混ぜてもらえたそうですが、「ありがとう」という返事が返ってきたら、暗に帰ってくださいという意味だったそうです。私が経験した限りでは基本的にリトアニア人はホスピタリティにあふれているので、どうぞどうぞと食事を勧めてくれると思うのですが、このような習慣が昔はあったようですね。そんな話もこの本に載っています。

私はリトアニア風の黒パン(Duona)を自分で焼いてみようと材料までは買ってみたのですが、生地を寝かすだけでも1週間かかるようなので未だに手付かずのままです。見た目はシンプルですが黒く色をつけたり、少し酸味を出したりする工程は普通の白パンを焼くより複雑です。いつになったら取り掛かる気になるのやら…

下の写真はリトアニアから持ち帰ったDuona。
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by traku7 | 2005-02-15 03:38 | リトアニアつまみ食い
c0025346_57249.jpgリトアニア料理が恋しくなって、家庭で実践しました。


材料は: ジャガイモ 適当
      塩       適量
      胡椒      適量 

作り方は簡単。

①ジャガイモをすりおろす
②塩、胡椒で味付けをする
③ジャガイモの汁が出るので、それを少し捨てる
④焼く

後はサワ-クリ-ムを添えて食べるだけ。

シンプルながら美味で、もちもちとした食感が個性的な料理です。
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by traku7 | 2005-01-28 05:18 | リトアニアつまみ食い
リトアニア風水餃子です。元はロシアから来ているという話も聞いていますが、リトアニアではどこのス-パ-でも簡単に買えて、日常に定着しているのでリトアニア風水餃子と言い切ってしまいましょう。具は牛、豚、鳥などが一般的で、ゆでた後、サワ-クリ-ムをつけて食べますが、私のリトアニア人の友人はサワ-クリ-ムにさらに醤油を掛けて食べていました。ミスマッチなようで結構イケます。
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写真はリトアニアから持ち帰ったKoldunaiです。今日のお昼ご飯でした。
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by traku7 | 2005-01-10 20:00 | リトアニアつまみ食い