何でもリトアニア from スウェーデン


by traku7
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Vilnius - förlorat Jerusalem

今週末はEasterです。週末をはさんで5日間休みなのですが、あと数週間でまた試験だし勉強地獄なのは変わりません(とほほ)。今期もすでに半分終わりで、前半の試験2本は問題なく通ったので後半も一発狙いで行きたいと思います。スウェーデンの大学は数科目同時並行ではなく、一科目を数週間で終わらせて次にいきます。なので数週間ごとに試験がやってくるのです。

まっ、それはさておき、書店でリトアニア関係の興味深い本を見つけたので今日はそちらをご紹介します。


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Vilnius - förlorat Jerusalem Röster om Förintelsen i Litauen

「ビリニュス 失われたエルサレム リトアニア・絶滅の声」

Böjrn Moback 著 

2005年、 Arcusforlag 社



スウェーデンイエテボリの高校の教師でありジャーナリストでもある著者が、2001年から2004年の間に訪れたビリニュスの訪問記録の集成。現在は観光地化されているリトアニアの首都ビリニュスがかつては東欧のエルサレムと呼ばれていた事実に迫る。

第2次世界大戦中までユダヤ人文化で栄えていたビリニュス旧市街地区は、ナチスによりゲットーに変えられ、ビリニュス中ののユダヤ人が押し込められ、やがてパネリアイの森で虐殺された。重い歴史があるにもかかわらずあまり表に出てこない体験者に直接インタビューし、その声をまとめたのがこの本である。




かつて私もビリニュスの旧市街に住んでいたせいか、ビリニュスのもう一つの顔である埋もれたユダヤの歴史に非常に惹かれるものがあります。ビリニュスのユダヤの歴史や虐殺のファクトをを扱った本は簡単に見つかりますが、それに対し体験者の生の声を集めたこの書はリトアニアのユダヤの歴史への別なアプローチをもたらしてくれました。


※ 原書はスウェーデン語です。
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by traku7 | 2006-04-14 06:29 | Books